CBT教材 × 映像授業で学力を高める— 自立して学ぶ力と、確かな得点力のために —

学心では、2025年度より映像授業およびCBT教材に力を入れています。本記事では、これらの教材を活用した学習法について、ご紹介します。

  • iワークは公立中学に所属し、一般的な高校を目指す方を対象とします。中高一貫校の在籍生、最難関高校を目指す方は、本記事でのサービス対象外となりますが、適した指導を実施しますのでご安心ください。また、中高一貫校の在籍生でiワークと映像教材に関心がある方はご相談ください。

iワーク × 映像授業で学力を高める

当塾では、お子様が自分のペースで深く学び、自らの力で課題を解決できるようになることを目指しています。
iワークは、教科書に準拠し、基礎から応用まで段階的に力を伸ばせる教材です。加えて、全単元に対応した映像授業が付属しており、家庭学習でも理解を深めやすくなっています。

ここでは、iワークを最大限に活用するための勉強法と、定期テストで得点力を高める家庭学習の工夫をご紹介します。


1.学習の流れ:本冊 (家)→ 映像授業(家) → 演習&質問(教室) → 復習(家)

  1. まずは本冊を開き、今日学習する範囲を確認します。見出しや例題に目を通し、「この単元では何を学ぶのか」を自分の言葉で整理しましょう。
  2. 映像授業を視聴し、要点の説明をじっくり聞きます。自宅でも視聴可能ですので、繰り返し視聴することで理解を深められます。
  3. 理解できたら、演習問題に取り組む。すぐに解かず、少し時間を空けて「思い出す」ことで記憶の定着が強まります(アクティブリコール)。
  4. 答え合わせと復習。間違えた問題には印をつけ、「なぜ間違えたか」を自分の言葉で記録しておきましょう。

2.家庭学習のコツ(定期テストで点数を伸ばすために)

□ 時間より「中身」に集中

短時間でも「目的を意識し、集中して取り組む」ことで、効果的な学習が可能です。
例:今日は理科の「光の性質」を図で整理しながら覚える。

□ 映像は一度で終わらせない

わからなかった部分は印をつけ、再視聴を。速度を調整しながら、自分の理解に合わせた学習が可能です。映像は「何となく見る」のではなく、「何を学ぶか」を意識して見ることが大切です。

□ 演習とチェックテストの活用

iワークの第2部(テスト形式)は、定着度を測る最適なツールです。家庭での学習後に時間を測って解くことで、テスト本番に向けた準備になります。

□ 自分専用の「まとめノート」をつくる

よく間違える問題や重要語句、計算ミスなどを1冊にまとめておくと、テスト前の見直しに役立ちます。過去の自分の間違いは、最良の教師です。


3.定期テスト対策の進め方(例)

  • テスト3週間前: 映像授業で単元の理解を深めながら、基本問題を繰り返し解く
  • 2週間前: iワーク第2部で演習開始。間違えた問題は重点復習
  • 1週間前: まとめノートやチェック問題で知識の抜けを確認。全体を復習
  • 前日: 見直し中心。新しいことに手を出さず、自分の弱点を重点的に振り返る

4.集中できる環境で、深い学びを

当塾では、静かで集中できる環境の中で、自分の力で学ぶ姿勢を育てています。
映像授業や教材を「受け身」で終わらせず、自分の言葉で整理し、「なぜそうなるのか」を考えることが、自立した学習者への第一歩です。


5.自分の学びを記録する

学習した内容や感想、できたこと・できなかったことを簡単に記録することで、自分の成長が目に見えるようになります。
たとえば「今日は5問間違えたけれど、3問は原因がわかった」というような振り返りは、次の学習意欲にもつながります。

教室で記入する「学習の記録」は、代表からのフィードバックがあります。


おわりに

iワークは、映像授業と組み合わせることで、より深く、より確実な理解を支える教材です。
ご家庭でも「学ぶ姿勢」を意識しながら、日々の積み重ねを大切にしていただければと思います。ご不明な点や学習のご相談がありましたら、いつでもご連絡ください。

この記事を書いた人

学ぶ楽しさを伝えたい。
自分で学べる子どもたちを育てたい。
2022年春に新規事業立ち上げ。教育で貢献します。