弱点ノートの書き方と活用法
弱点ノートは、単に間違いを記録するだけでなく、「なぜ間違えたのか」「どう克服するか」 を明確にし、試験前の総復習に役立てることが大切です。しっかりと整理し、自分専用の攻略ノートを作りましょう。
1. 弱点ノートの基本構成
項目 | 内容 | 記入のポイント |
---|---|---|
問題(出典) | どの試験・年度・大問か | 例:「2024年 東大数学 大問3」 |
自分の解答と正解 | 間違えた解答と正しい解答 | どこがズレていたのかを明確にする |
間違えた原因 | どんなミスをしたか | 「計算ミス」「公式の適用ミス」「読み違え」など |
解き方のポイント | どのように解けばよかったか | 重要な考え方や、公式・手順をメモ |
今後の対策 | どうすれば克服できるか | 「公式を復習」「類題を3問解く」など |
このようなフォーマットに沿って記録すると、後から見返しやすく、同じミスを繰り返さなくなります。
2. 記入例(数学・英語)
(例1)数学の計算ミスの場合
問題(出典)
2024年 灘高数学 大問2
自分の解答と正解
自分の答え:x=52x = \frac{5}{2}x=25
正解:x=72x = \frac{7}{2}x=27
間違えた原因
途中の分数計算で符号を間違えた。途中式を省略しすぎた。
解き方のポイント
- 分数の計算は途中式をしっかり書く
- 符号ミス防止のため、括弧をつける
今後の対策
- 分数計算の問題を5問解く(教科書p.52)
- 計算時に「1回目はゆっくり、2回目は見直し」を徹底
(例2)英語の長文読解ミスの場合
問題(出典)
2023年 東大英語 第4問(長文読解)
自分の解答と正解
Q. “What does the author imply about climate change?”
自分の答え:It is a natural phenomenon.
正解:It is partly caused by human activities.
間違えた原因
- 設問のキーワード(imply, partly)を見落とした
- 文脈を最後まで読まずに部分的に判断してしまった
解き方のポイント
- 設問の指示語(imply, suggest, indicate など)を強調して読む
- 文章の前後関係をチェックし、因果関係を確認
今後の対策
- 読解問題を解く前に「設問を精読する習慣」をつける
- 1日1題、問題を解いた後に「なぜこの答えになるのか」を説明する練習をする
3. 弱点ノートを活用するポイント
試験前にすぐ見返せるように整理する
→「計算ミス対策」「読解ミス対策」などカテゴリ分けすると復習しやすい
具体的な対策を決めて実行する
→「分数計算は途中式を省略しない」「設問の指示語を必ずチェックする」など、ルールを明確にする
間違えた問題を1〜2週間後に再挑戦
→ ノートを見返しながら、「自分のミスが改善できているか」 を確認
4. まとめ
弱点ノートは、自分専用の「攻略本」です。間違いを振り返り、適切な対策を立てることで、確実に力がつきます。試験本番でのミスを減らすために、しっかり活用していきましょう。
