高津高校 合格体験記|内申250点・本番710点 C問題対策と入試を振り返って

※ 本記事は寄稿者本人の許可を得て掲載しています。原文の表記を一部変えています。

目次

中学受験を振り返って

中学受験では4校を受験し、滑り止めとして受けた清風中学校にだけ合格しました。

思い返してみると、小学生の時は「ここの学校に入学したい!」という思いが全然なかったように感じます。結局、清風中学校への進学はやめ、地元の公立中学校に入学しました。いまでは、その選択をしてよかったと思っています。

中学受験の経験は、高校受験において大きな影響を与えてくれました。受験への熱い思いが足りなかったために合格に届かなかった反省を活かし、高校受験では「この学校で3年間過ごしたい」という気持ちをしっかり持って臨むことができました。


高津高校を目指したきっかけ

地元の公立中学校に入学したことで、ぼくの人生は大きく変わりました。影響を与えてくれたことは、大きく2つあります。

① さまざまな人との出会い

自分とは色々な面で違う子たちとともに過ごすなかで、服装や髪型を気にしたり、新たな音楽のジャンルを聞き始めたり、人をまとめる機会が増えたりと、たくさんの出会いがありました。これらの変化こそが、高津高校で過ごしたいと思えた大きな要因です。

② 共創プロジェクトでの経験

ぼくの入学した中学校は研究開発学校に指定されており、「共創プロジェクト」と呼ばれる探究授業がありました。この時間をプロジェクトリーダーとして2年間過ごし、学校の校則や方針に関わるなど、大きな責任のある役割を経験しました。

それまでは大阪星光学院への再挑戦を考えていましたが、この頃からGLHS(グローバルリーダーズハイスクール)に指定されている高校への進学を意識するようになりました。また、校則に関わる経験をしたことで、ある程度自由な校風を持つ高津高校に強く惹かれるようになりました。


高津高校受験に向けた勉強

英語

英検2級取得を目標に、対策テキストとシリウス発展編を中心に勉強しました。2級には最後まで届きませんでしたが、対策テキストは6周ほど取り組みました。

英語の過去問は長文が多く、時間配分と速読が鍵になります。傾向に慣れるためにも、早い時期から解き始めることが大切だと思います。過去問で70点前後を取れると安心です。ぼく自身は、中3の12月時点で72点ほどでした。

数学

計算分野は得意でしたが、図形分野が苦手でずっと後回しにしてしまいました。中1のうちに中2範囲の3分の1ほどまで先取りし、中2では展開・因数分解まで終わらせていました。

最大の後悔は、図形の問題演習が不足していたことです。受験直前の2月半ばに久保先生から「図形問題を1日20分ほど解くように」と助言をいただき、ようやく演習量を増やしました。C問題の過去問は50〜60点ほどでしたが、本番で60点を取れると他教科が楽になります。図形と証明は、できるだけ早い時期から取り組むことを強くおすすめします。

国語

読解を中心に取り組みました。模試では点数が安定しなかったため、解き方を統一することを意識しました(文章を読む前に設問を確認するなど)。C問題で出題される文法(品詞・漢文の読み順など)も週3日ほど手をつけていました。作文・記述はAIを活用して採点・改善を繰り返しました。過去問は60点前後が目安で、本番では65点ほどあると安心です。

理科・社会

他教科の気分転換として取り組んだり、理科・社会だけに集中する日を作ったりして勉強しました。暗記が苦手だったため、受験直前は母と一緒に隙間時間を使って復習を繰り返しました。過去問は75点を目標にしていました。暗記が得意な人は満点も狙える教科です。実際、本番で理科満点の人もいました。


入試本番と結果分析

高津高校はⅠ型で判定され、当日点を1.4倍、内申点を0.6倍します。

内申点: 1年 41、2年 42、3年 42 → 合計250.8点(270点満点)

当日点: 国語 74点/数学 33点/英語 75点/理科 79点/社会 67点 → 合計459.2点

最終換算:約710点(900点満点)

反省点

  • 内申点で約20点の損失:副教科の対策不足、担当の先生への質問不足が原因です。
  • 数学が低得点:図形・証明から逃げ続けた結果です。C問題では大問1を落とすと厳しくなるため、早めの対策が重要です。

良かった点

  • 国語と英語でカバーできた:得意教科で苦手教科を補うことが受験では重要だと実感しました。
  • 理科・社会は差がつきにくい:暗記分野は高得点を狙って勉強することをおすすめします。

最後に

この体験記が、少しでも参考になれば嬉しいです。

各教科の目標点数は、高津高校のボーダーラインが毎年710点前後であることをもとに書いています。

高校受験を通じて一番伝えたいことは、何事にも楽しんで取り組むことです。入試当日、理科と社会が難しく感じてとても焦りました。でも、「一生に一度の高校受験なので楽しもう」と気持ちを切り替えると、自然と心に余裕が生まれてきました。

日々の勉強も同じです。つまらないと感じながら取り組むよりも、「問題が解けたときの喜びのために頑張ろう」と楽しみながら向き合うほうが、何倍も力になります。

もう一つ大切なのは、自信を持つことです。「自分が一番賢い」というつもりで、模試も入試も臨んでほしいです。疲れたときは、好きなことに思い切り没頭してください。

受験生のみなさんが、自分を信じて最後までやり抜けることを願っています。


塾長より

合格おめでとうございます。

勉強面だけでなく、学校内外のさまざまな活動にも積極的に取り組み、キャプテンやリーダーとして周囲を引っ張ってきた姿が印象的でした。

体験記にもあるとおり、図形・証明への取り組みが遅れるなど、課題と正面から向き合いながら受験を乗り越えた経験は、高校以降の学びにも必ず活きてきます。自身の将来に対して明確な目標を持ち、主体的に動いてきたその姿勢を、ぜひこれからも大切にしてください。

高校入学後のさらなる成長を楽しみにしています。

学心 塾長

この記事を書いた人

学ぶ楽しさを伝えたい。
自分で学べる子どもたちを育てたい。
2022年春に新規事業立ち上げ。教育で貢献します。

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